ANA創立70周年記念企画 国内線どこでも片道7,000円!に乗っかって長崎まで行ってきました。稚内とか石垣島も同じ料金で空きがあったのですが、この際だから前回行けなかった池島を目指す事に。
1月15日(日)
今回は1泊2日の行程なので、2日目にレンタカーを借りて池島へアプローチする予定。と言う事で、初日は長崎近辺の島にでも行ってこようと思ってます。スケジュールを組むと長崎港から伊王島もしくは高島に行く船にちょうど良く乗り継げるよう。まあ、今日は天気もイマイチなので現地に着いてからどちらに行くかを考える事にします。
羽田8:30発 ANA661便で長崎へ。久しぶりのB767。窓側は2列シートなので好きな機材です。ほぼ満席で曇りの羽田を15分遅れで離陸。これが後の行程にかなり響くのですよ。
富士山の5合目より上だけが雲の上に出てます。長崎まで、ずっと下界は雲海が続きます。
長崎空港着も10分程度ディレイ。連絡バスもそれに合わせて5分程度遅れて出発です。時刻表通りだと大波止着が11:35、船の出発が11:50なので15分の余裕があったのですが、大波止にバスが着いたのが11:43。なんと7分しか乗り継ぎ時間がない。当然ながらバス停から長崎港まで走りましたよ。​​​​​​​
所要25分で伊王島港へ。天気が下り坂予報なので近場の伊王島で下船します。しかし日曜の午後なのに閑散としてますね。高速船の乗客も10人くらいしか乗ってなかった。
後から分かったのですが、この伊王島ってi+Land nagasakiと言うレジャーランドが大半を占めてるんですね。レンタサイクルを借りる前に昼飯食っておこうと、ごはんやさんで炭鉱カマスティックカレーなるものを注文。既に刺身系は売り切れだったのが残念。
i+Land nagasakiのエリアフロントってとこで自転車が借りられるとの事で行ってみます。ネットでは電動アシスト自転車も借りられると表記されてましたが、日帰り客は普通のやつしかダメとの事。しょうがないので普通のママチャリ借りたのですが、坂道だらけで押して登るとこばかり。おまけに全く整備されていなくて、ブレーキが殆ど効かない最低の物でしたわ。
とりあえず島の最北端にある伊王島灯台へ。延々と続く坂道を自転車を押して歩いたので、30分くらいかかってしまった。寒いしポツポツと雨も落ちてくるし最悪のコンディション。
展望台から隣にある高島が見えます。右端には小さいながらも軍艦島も見られます。この頃から雨も本降りに。​​​​
戻りは下り坂の連続なので、それは楽でしたよ(笑)。雨が止む気配もないので、i+Land nagasakiがやってる温泉で時間つぶし。伊王島は橋ができて本土から車で来ることができるので、温泉はそれなりに混んでましたね。
カトリック教会とかも見に行きたかったけど雨じゃねぇ~。滞在3時間で伊王島の旅は終了。伊王島15:17→長崎港15:36。この船も10人くらいしか乗ってなかった。
天気も悪いし特に寄り道したい所もないので、早々に本日の宿営地の大村へ向かいます。歩いてもいけない距離じゃないけど、大波止から長崎駅前まで市電で移動。
急ぐ旅じゃないけど、折角なので開業したばかりの西九州新幹線に乗車。たったの15分、トンネルばかりの景色を見て新大村着。かもめ44号、長崎16:43→新大村16:58。
新大村は新幹線開業に合わせてできた新駅。駅前広場は立派ですが周辺にはまだ何もありません。
その後、在来線乗り換え新大村17:10→大村17:15着。なぜここにホテルを取ったかと言うと、長崎空港の最寄り駅なので、レンタカーを借りるのに都合が良かったんですよね。
ホテルにチェックイン後、早速居酒屋探しに出かけます。大村は比較的大きな街なので、日曜の夜でも開いてる店も多そうです。
駅前の大通りを少し行ったとこにある戦国焼鳥藤吉郎と言う居酒屋に入ります。焼鳥の店名だけど地物の魚介も用意されてたし、鯵の焼き物は一品でしたよ。女将さんが話し相手してくれたし、美味しい酒を頂いてきました。
1月16日(月)
天気もゆっくりと回復してきました。風はそれなり吹いてるけど、池島へ渡るフェリーは問題なく運航されるそう。池島へ渡るフェリーは10:30発なので、大村からレンタカーで向かっても1時間半以上見ておく必要があります。途中、通勤時間帯にも当たるので余裕を持って8時過ぎには出発です。
朝食付でも4850円と超破格の値段設定です。今回は全国旅行支援を使ったので3850円に2000円のクーポン付だったので、実質1850円で泊まれた事になりますね。
諫早市内で通勤渋滞に巻き込まれたけど、出航1時間前には近くの道の駅夕陽が丘そとめまで到着。展望台から遠くに池島も眺められました。穴の開いた岩は大角力と言うそうです。しかし、長崎の道の駅って記念切符がおいてないとこが殆どみたい。収集する身にとってはつまらんです。
池島はこの神浦港の他に西海市にある瀬戸港、高速船のみが運航される佐世保港からアクセスができます。長崎市方面から向かう際は一番距離的に近い神浦港が便利です。車で来てもこのターミナルビルの前に無料で駐車可能。
結構波が荒かったけど定刻通り池島へ到着。神浦10:30→池島10:56。平日だけど観光客らしき人もチラホラ乗ってます。
まず目に飛び込んでくるのが廃墟となった炭鉱施設の数々。岸壁付近は歩く事ができますが、それ以外の場所はすべて立入禁止になってました。
自転車がレンタルできると観光マップにも書いてあったのですが、今はもう閉店してるようで店も閉まってました。そんなんで港から歩いて島めぐりしてきます。海沿いは石炭の積み出し施設などが朽ち果てて残っています。
島には野良猫がいっぱい。みんな人懐っこいので歩いてると寄ってきます。住民が餌をあげているようです。この日、島で会った人の数より猫の数の方が多かった。
炭鉱従事者用の住宅。今ではそのまま放置されて植物に侵食されてる状態です。中に入れそうな所もあったけど、一人なので止めときました。ここも今は自由に通行できるけど、コンクリートの崩壊が進むと軍艦島同様に入場規制がかかる可能性もありますね。
島で唯一残ってた食堂で昼飯を食べようと思ってたけど、既にここも閉店してるようで昼抜きになってしまった。人口100人しか居ないけど、炭鉱遺産を上手く宣伝していけばかなりの観光客誘致もできそうな気がします。池島13:17→神浦13:43。
帰りがけ、神浦港の近くに世界遺産に登録されている出津集落に寄り道。隠れキリシタンの集落や教会が現在も残っています。
帰りの飛行機の時間に合わせるため大村湾沿いにある日帰り温泉に寄ってきます。大村湾を眺められる露天風呂が良かったですが、場所的に考えるとちょっと割高なような感じです。長崎温泉喜道庵
レンタカーを返却して長崎空港で遅めの昼飯。クーポン券2000円分を使ってなかったのでここで消費してきました。
長崎空港19:15→羽田空港20:50、ANA670便。
使用している写真や動画の一部はストックフォトサイトにて販売しておりますので、御入用の際はご一報頂ければご案内いたします。
送信
Thank you!
Back to Top